現代日本はストレス社会と言われており、ブラック企業やパワハラといった言葉も一般的に浸透しています。

 

また、最近ではコロナショックの中で失業や倒産による自殺数が上がることが懸念されていたり、芸能界でも自死による哀しい訃報が相次いだり、と何かと暗くなるニュースを耳にします。

 

以前、危うく投身自殺しそうになったという方に話を聞く機会があったのですが、なんとその方自身は「死のう」と思っていなかったというのです。

ただ「ここから飛び降りれば楽になれる」と思ったと話していて、私はそれを聞いて驚愕しました。

その方は、いわゆるブラック企業に勤めていて、終電で帰れれば良い方、会社に泊まり込みはしょっちゅう、いつも何かに追われていて、上司からは暴言を浴びせられ、心身共に疲弊しきっていたと言います。

出口の見えない長い迷路を歩き続けているような感覚に陥り、ある日、歩道橋の上から「ここから身を投げれば明日は会社へ行かなくて良い…」と思うと、それがとても素晴らしいことのように思えてきたのだそうです。

 

お分かりの通り、この状態は、とても正常な思考、精神の状態ではありません。

その方は自分で「自分の精神状態がおかしくなっている」と気付く事ができず、危うく投身しそうになったそうです。

幸い、直前で僅かに残った理性が引き止めてハッと我にかえり、それと同時にご自身の精神状態が「ヤバイ」かもしれないと気付き、受診して「重度の鬱」という診断書を出してもらい、会社を辞めたそうです。

 

この話は、退職代行に携わる者として、深く記憶に刻まれています。

 

「死にたい」と強く思いつめるわけでもなく、ふとした瞬間に「死」を選んでしまうリスクは、すぐ近くにあるのかもしれません。

真面目な人ほど、そして優しい人ほど、つい我慢して、耐えて、頑張って、気付かぬうちに心身を病んでしまう傾向にあります。

 

「辛いなぁ、でもこのぐらい耐えなきゃ」と思えるうちに、その「辛さ」やストレスの原因となるものから離れることが何よりも重要です。

 

それは、ある人に言わせれば「逃げ」かもしれません。

 

良いではないですか。

逃げて、良いのです。

逃げるが勝ち、なのです。

 

特にブラック企業やパワハラ上司、いじめをしてくるような人たちは、なんでもかんでも「逃げ」だの「弱い」だのと責めてきます。

そんな人たちの言うことにいちいち耳を傾ける必要は一切ありません。

 

しかし、そんな人たちに、自ら退職したいと申し出れば、当然のように「逃げるのか」「我々を見捨てるのか」「責任の無い奴め」「迷惑をかけやがって」と心無い言葉をぶつけられるでしょう。

 

こういった言葉は、本来気にすることではないのですが、心身が疲弊している状態ではとても大きなダメージを与えてきます。

これらの言葉を浴びないようにするためには、退職代行サービスを利用することをおすすめします。

 

退職代行、退職代行ユニオンは、法律に定められた範囲内で円滑に退職を進めてくれる代行サービスです。これらのサービスを利用すれば、依頼した時から一度も会社へ行くことなく、そして上司をはじめとする会社の人と一切連絡を取ることなく、退職することができます。

 

命や、心身の健康に勝るものはありません。

何にも代えられない大切なものを守るためにも、正々堂々と逃げましょう。